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株式会社平松住宅
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こないして作るんよ

こないして作るんよ

はじめに

住宅の建築には一般的に、木造(木造軸組構法)、2×4(パネル工法)、RC(鉄筋コンクリート造)、S(鉄骨造)などがあります。中でも木造は昔からある工法です。柱や梁、土台などを組み合わせた骨組みに壁をつけていく工程を基本とし、時代とともにその工法は進化してきました。

ここでは当社で主に施工している「木造軸組構法」の工事の流れをご紹介します。

 

木造軸組構法のメリットとデメリット

メリット デメリット
・オープンな間取りをとれる ・シロアリ被害の可能性
・増改築などがしやすい ・耐火性が高くない
・通気性が良い  
・日本の気候に合っている  

 

ステップ1

現況確認、地盤調査など

敷地の法的な規則、道路、境界などをチェックして現況を把握します。

地盤調査では建築する住宅をしっかり支えられる地盤かどうかを調べ、結果によっては地盤改良・地盤補強工事などを行います。

その後、基礎を作るために地盤を掘削し、砕石を敷きこんで固め、地面からの湿気を予防するため防水シートを敷きます。

 

地鎮祭の様子

お施主様の希望により、基礎工事前に地鎮祭を行うこともあります。
 


 

基礎工事

床下となる重要な基礎部分の鉄筋を組み立て、型枠を設置し、底盤部分にコンクリートを打設していきます。

空気や水分をしっかり抜いて固めるために1週間前後を置いたあと、型枠を取り外していきます。

 

木材搬入

基礎工事が完了すると、木材を搬入です。

いよいよ土台敷きという住宅の骨組みとなる工程へと進みます。

 

ステップ2

1~3階部分

 

屋根部分、上棟式の様子

建て方、上棟式

土台の据え付けから柱、梁、棟上げまでの作業工程を建て方といいます。通常、一日で屋根部分の状態まで進めます。

 

最後に地鎮祭の時にもらったお札と一緒に棟木を上げてお祝いをします。(上棟式)

 

躯体工事

柱や梁などの構造材を金物、ボルトなどを使って固定していきます。

躯体工事の後、第三者機関による住宅検査が実施されます。

 

屋根工事

すぐに屋根工事に移ることで、工事中の構造材を早い段階で雨から防ぎます。

 

外装工事

工事中は雨が大敵です。

外部サッシを取り付けたら防水シートや外装材、断熱材を取り付ける外部工事を素早く進めていきます。

 

内部下地工事

壁、天井、床の内装仕上げ材を張る前に、断熱材とボード材で下地を作っていきます。

時には現場でお施主様と打ち合わせすることも。

 

ステップ3

内部仕上げ工事

内部の下地が終わったら、内装仕上げに移ります。

床にフローリング材、タイル材、コルク材などを張っていきます。壁はクロス貼り、塗装などで仕上げます。

 

足場外し

外部の塗装工事を終え、組んでいた足場を外します。

 

内装工事(建具、家具)

内装の作り付けの棚など細かい部分を作っていきます。和室があればこの後に畳を敷き込みます。

 

照明、設備器具の設置

照明器具、キッチンなどの設備を搬入、設置していきます。

 

竣工検査

工事が終了したら、施工会社によって建物および外構のチェックを行います。

仕様書、設計図通りに仕上がっているか、傷やミスがないか、設備が正常に動作するかを確認します。

 

 

完成

竣工検査後、不具合が見つかれば適宜対応し、問題がなければお施主様に引き渡されます。

 

 

おわりに

このように様々なプロセスを経て住宅は完成します。

そのため全ての工事がスムーズに進むわけではありません。

紆余曲折しながらもお施主様と共に家を造り上げ、最後に笑顔になっていただけるのが何よりです。

 

 

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